3.0を超えたクレアチニンが純炭粉末 きよらで下がった

腎機能が落ちてくると、とにかくたんぱく質を抑えた低たんぱく質ご飯をやろうが、腎臓に負担をかけない生活をしようがクレアチニンはどんどん上昇。この傾向はクレアチニン2.0を超えたあたりからと記憶している。

昨日の透析で、もう間もなく透析導入という患者さんが透析室を見学していたが、しょんぼりしていた。俺も18年前くらいはあんな感じだったのかな?と思ったり、思わなかったり…

今は、クレメジンより強力な毒素を排出してくれるきよらというサプリがあることを知って18年前に知りたかった…心底思う。

遺伝性の高血圧が原因で60代から腎機能が急激に低下

純炭粉末を飲みはじめてから、頑固なクレアチニン値が下がりはじめました。基準値域内になるとは思っていませんが、数値を悪化させずに過ごせたらいいと思っています。80歳を目前にしてしますからある程度は仕方ないとあきらめていますが、できだるだけ下げられるといいし下げ止まってくれたらさらに御の字です。

私は、若いころから高血圧でした。原因は親からの遺伝で、40代のときには145/90 mmHG以上ありました。そのため降圧剤を飲んでいたのですが、基準値域内に下がったという記憶はありません。特に症状もなかったので気にもしていませんでした。

薬を飲む習慣が身につくまでは、飲み忘れることが少なくありませんでした。冬に降圧剤を飲まずに買い物に出かけて、血圧が急激に上がって倒れてしまったり、風呂場で気を失ったりしたこともあります。夫や子どもにずいぶん心配をかけました。高血圧のせいか、頭痛は時々ありました。このときは、血圧が高いことで頭痛が起きているとは知りませんでした。

血圧を上げないようにするために、薬を飲むだけでなく、塩分を控えた食事を心がけたり、足のツボ押しなどの民間療法も試したりもしました。。そのせいか血圧は最大が130mmHG、最小が80mmHG程度で落ち着くようになりました。

ところが、60歳を超えたころから、別の問題が生じました。健康診断を受けたところ、腎機能が低下して、尿たんばくが出ていると指摘されたのです。腎機能が低下して人工透析を受けている人を知っていたので、腎臓が悪くなるのは困ったことだと思いました。

健康診断だけでは心もとないので、あらためて市内の総合病院で検査を受けたところ、クレアチニン値が1.5もありました。

医師から、腎臓の機能を維持するためには、生活習慣を改善することがいちばんと言われました。若いころからの高血圧が腎機能の低下につながっているとのことで、血圧の管理が重要課題とも言われました。血圧を下げろといわれても、私は長年努力してきたので本当に困りました。

簡単にいわないでほしいと思いました。医師はいつも「塩分を控えるように」と、判で押したようなアドバイスをするだけでしたので怒りもこみあげてきてしまいました。

医師から栄養士を紹介され、食事の注意点としてカリウムの多い果物類を控えるようにいわれました。

私は普段、間食でお菓子を食べないので、食後のデザートに果物を食べることが楽しみでした。食事の制限を受けたことで、自分の腎臓病の深刻さをあらためて知りました。家族も私に気を追って果物を食べないようにしていたようで、申し訳ない気持ちになりました。

食生活の改善と降圧剤のおかげか、腎機能は悪化することなく、十数間横ばい状態を保っていました。しかし、3月の健康診断で、クレアチニン値がとうとう3.0を超えていることがわかりました。

健康診断の後、かかりつけの医師に相談したら「あなたの腎臓は長年、高血圧で傷めつけられてきたから、しかたがない」と、いわれてしまいました。

健康診断から1ヶ月後に、再び腎機能の検査を受けました。このときはクレアチニン値が2.5前後に低下していたそうです。

下がったとはいって医師に腎臓病を治すいい方法はないか相談しましたが「腎機能は、維持はできるが治すことはできないと、きっばりいわれました。
1日純炭粉末 きよらを6粒で1ヶ月後にクレアチニン値が下がり後は安定している

その後クレアチニン値は2.5前後で推移。腎機能をこれ以上悪化させないために何かいい方法はないか、情報を探しはじめたそうです。

この頃です。純炭粉末 きよらのことを知ったのは。腎臓に悪影響を与える物質を排泄する働きがあると知り、早速購入。朝・昼・晩の食後に2粒ずつ、1日計6粒を飲みはじめました。

土壌の劣化がそのまま体に反映している

総トータルがミネラルの面でも問題を起こしているのは当然です。土壌中のミネラルがおおきく減少しているとほとんど同じことは人体のミネラル分析からも指摘されています。「身土」は「不二」なのだから当然です。

毛髪分析という新しい栄養診断法で現在の日本人の体内のミネラル状態を調べた幾つかの調査は、大体つぎのような指摘をしています。

不足しているミネラル

マンガン、亜鉛、クロム、セレニウム、バナジウム、カルシウム、マグネシウム

不足ぎみなミネラル

リチウム、鉄、銅。

過剰なミネラル

ナトリウム、リン。

普通なミネラル

ニッケル、コバルト、カリウム。
しかし、こういう状況ではガン、糖尿病、心臓病から貧血や骨の病気などもろもろの病気が起きても不思議ではありません。だからこのようなミネラルの状況は全国民の健康という観点からして由々しき大事だと警告している専門家も少なくないのです。

敗戦直後の食料難時代より栄養不良と指摘

いま、かくれた問題になっているのは子どものできない若い夫婦の問題。そしてその多くは夫側の低精子症です。だからこそ、人工授精なんて奇妙な技術が話題になっているのです。

しかし低精子症や妊娠しにくい精子の運動能力低下症は、子を生ますビタミンいわれるビタミンE やセックス・ミネラルとされる亜鉛の不足と密接に関係のあるものです。だから、現代で夫側に原因のある不妊がなぜ増えているかということはもう説明は不要です。

また、つい先頃、テレビで「不足していませんか微量金属? 」という番組を放映していました。この番組ではたとえばマグネシウムをわれわれは敗戦直後の「貧しげな」食仕括の中では十分にとっていたのですが、いまは必要量の80% しかとっていないと警告していました。(この番組ではセレニウムや亜鉛の不足も問題にしていました。

 

また、亜鉛不足に関しては味覚を失っている人が多いということを話題にしていました。亜鉛が不足すると味覚が鈍くなったり全くなくなったりしてしまうことがあります。

現代の過剰な砂糖やごてごてした手の込んだ味付けなども味覚の鈍化と無関係でなはありません。鈍化した味覚だと強烈な味付けでないと満足できなくなるからです。

その結果、健康的でない味付けを流行らせているわけですが、亜鉛不足はこんな悪循環も生んでしまいます。

 

つぎの話題はもっとびっくりするような話題です。これは福岡大学などの研究者が450人の精神病院入院患者を調べたもので、450人のうち35人にベラグラ的症状があり、その他16人は完全にベラダラで、こういう患者にナイアシン(ビタミンB3)を与えたら劇的に症状が改善したというものでした。

そしてこの調査は「ベラグラが結構多い、精神科医は十分注意する必要がある」とまで警告しているのです。

ベラグラは20世紀前半にアメリカ南部やイタリアの貧しい農民に頻発した病気で、精神症状も呈するので患者たちは精神病院に入れられたが、いまでは単純なナイアシン欠乏症とわかっています。

まあ頭の脚気みたいな病気です。そして現代ではもう過去の病気とされている病気です。

しかし、この指摘は50年も前のものでなく1981年2月号の経済大国日本の『精神医学』という専門誌に掲載された論文のものです。ビタミンの潜在的欠乏症時代の現代は、人によってはこんな顕在的欠乏症も起こすほどになっているということです。
ビタミン・ミネラル不足がおきる理由
https://www.vitamin-qa.info/2019/12/23/post-691/

飲んではいけないトクホの血圧を下げる商品

特定保健用食品いわゆるトクホは平成19年4月時点で679品目が許可されていす。ぁくまで食品であり、予防薬や治療薬の医薬品ではないため、効果効能は謳えません。

しかし、許可を得るにはメーカーが人に対して行なった臨床試験のデータを提出し、ある程度の効果効能を示さなければなりません。まったく矛盾しています。トクホのなかには効果のようなことを謳っていながら、ほとんど効果があるとは思えないものも多くあります。

しかし、弱いながらもある程度、効果があると思われるものもあります。「血圧が高めの方に」と言っている商品は血圧を下げる効果があると考えられます。なぜなら、医薬品のような成分が含まれているからです。この成分は腎臓の中の血圧を上げる酵素の働きを阻害し、血圧を下げます。

腎臓は老廃物をろ過して尿を作っています。腎臓が尿を作り出すにはある程度の血圧が必要です。腎臓で作られる、血圧を上げる成分を作る酵素の働きを阻害する物質であるポリペプチドのVPP とIPPがこの商品には含まれています。

この酵素の阻害物質は医薬品としてはカプトプリルなどがあり、血圧を下げる薬剤として使われています。副作用としては発熱、かゆみ、発疹、味覚異常、頭痛、めまい、吐気、嘔吐、食欲不振、脱力感、咳などです。この商品に含まれているポリペプチドはカプトプリルなどの医薬品よりは作用が弱くなっています。

弱いと言えども、血圧を下げる作用がありますから、当然、副作用も考えられます。この商品には「体質によりまれに咳が出る事があります」と書かれています。咳の副作用だけではなく、もっと多くの副作用の情報も公開すべきです。義務付けられている12週間の臨床試験では咳以外の副作用は見られなかったかもしれませんが、半年、1年、5年、10年と長期間飲み続ければ、もっと多くの副作用が出るかもしれません。

この商品には添加物などにも疑問があります。安定剤、香料、酸味料、人工甘味料などです。特に人工甘味料のアスパルテームは神経毒性が問題となっています。

https://hood.minibird.jp/impressions/2018/05/17/%e3%81%9f%e3%81%be%e3%81%ad%e3%81%8e%e3%81%ae%e7%9a%ae%e3%80%8c%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%9f%e3%81%be%e3%81%ad%e3%81%8e%e8%8c%b6%e3%80%8d%e3%82%92%e5%ae%9f%e9%9a%9b%e3%81%ab%e9%a3%b2/

マイナスイオン商品に効果の実感がない

マイナスイオンには根拠がないという説もありますが、国民生活センターは平成15年9月5 日「マイナスイオンを謳った商品の実態」の調査・分析を発表しました。それによると、マイナスイオンと言う言葉はよく知られているが、効果を実感していない人が多かった。東京・神奈川の1000人(回収232人) の消費者にアンケート調査を行なった。

 

「マイナスイオン」と言う言葉は、98.3  %が聞いたことがあると答えた。「効果があった」と「やや効果があった」の合計が43.2  %、「ほとんどなかった」「なかったレイわからない」の合計は56.8 % であった。効果の内容を質問していないので、毒性の判断は出来なかった。

業者のマイナスイオン発生量表示はあいまい。マイナスイオン発生量を、表示していない商品が44.2 % もあり、測定位置や温度や湿度などの測定条件も異なっていた。

国民生活センターは、業界団体へ「マイナスイオン商品の効果を検証し、消費者に分かりやすく情報提供して欲しい」と要望した。また、この調査結果を公正取引委員会に情報提供した。

その他の内容や詳細は国民生活センターのホームページに記載されていますので、参考にしてください。マイナスイオン商品は効果がないどころか、有害性も心配されます。しかし、国民生活センターが有害性に対する調査を行なっていないのは残念です。今やエアコンなどでマイナスイオンが出ない商品ははとんどないようです。

マイナスイオンには根拠がない

日本物理学会は平成18年3月31日、愛媛大学で行なわれた学会でニセ科学のシンポジウムを行ないました。

ニセ科学とは「科学と疑似科学の境界付近にあり、位置づけの微妙な理論ではなく科学的に誤り、あるいは無意味であることが明白であるにもかかわらず、表面上は科学を装っているもの」と定義付けられています。具体的にはマイナスイオンや波動などについて科学的に誤りであることを述べています。

シンポジウムではニセ科学が本物か偽物かの論議ではなく、なぜこのような間違った理論が信じられるようになったか、専門家として適切な対応はどうすればよいか、などについて議論したようです。

科学者が科学的にニセ科学を分かりやすく解説し、批判することは大変評価できることです。物理学者が物理現象を物理学的に批判することはほとんど正しい理論になると思います。しかし、人の健康に関する医学となると物理学だけでは正しい理論は成り立たないことがあります。

酵素入りにはこんなトリックがあった

「現代人は酸素不足だ」といい加減なことを言って、酸素吸入できる酸素バーなるものがあるようです。

さらに最近では、水に酸素を溶かした「酸素入り飲料」がコンビニなどで売られています。通常の水には酸素はわずかしか溶けていません。500c cの酸素入り飲料には通常の数十倍の30 mgの高濃度な酸素が溶け込んでいるとのことです。

しかし、成人は1 回の呼吸で約500 mlの空気を吸い込みます。空気の酸素濃度が約20  %ですから、すべての酸素が吸収されれば約100 mlの酸素を肺から吸収します。1 回の呼吸で500 mlの酸素入り飲料より3倍以上の酸素を吸収しているのです。

これではわざわざ酸素が入った水を飲む必要はありません。また、水に溶け込んでいる酸素が腸からどのぐらい吸収されているかは、よく分かっていません。ほとんど吸収されていないかもしれません。

酵素入りといってもミネラルウォーターですから、殺菌のためのオゾン処理や紫外線処理をしているものもあります。このための有害性を考える必要があります。なかには香料や糖分を入れた清涼飲料水もあります。

大手メーカーは次から次へと消費者が飛びつきそうな謳い文句を考えて、よくもいろいろな商品を出してくるものです。酸素入り飲料の寿命も長くないでしょう。次は何を仕掛けてくるのでしょうか?

酵素入り青汁「リッチグリーン」を使ってみての感想

植物性の罠

合成洗剤や化粧品の宣伝文句でよく「植物性」だから安全だ、といっていますが、とても安全とはいえません。

合成洗剤や化粧品に使われている合成界面活性剤は従来、石油を原料に作られていました。「植物性」といっている合成洗剤は原料の油を石油から植物性の油に変えただけで、製造方接はほとんど同じように化学合成していますから、有害性はほとんど変わりません。

植物性の油といっても、原料は遺伝子組み換えの大豆や綿実などを使っているかもしれません。当然、石油系の農薬や化学肥料を使っているでしょう。有機肥料といっても、家畜の糞尿は動物性であり、その家畜のえさの農産物には石油系の農薬や化学肥料を使っているでしょう。また、原料の大豆や綿実から油を抽出する際、ノルマルヘキサンなどの石油系の化学物質を使っているかもしれません。植物性をアピールしている合成洗剤や化粧品の合成界面活性剤以外の洗剤や化粧品の成分をみると、保湿剤のプロプリングリコールなど通常石油から作られる化学物質がよくみられます。プロプリングリコールはすべて植物性の原料だけで作れないことはないですが、石油系の原料を一切使わず植物性の原料だけで作ればコストはかなり高くなります。

おそらくほとんどが石油系を原料に作っているでしょう。「植物性」といっても、そのほとんどに石油系化学物質が使われており、すべて植物性であっても化学合成しているものを安全とはいえません。化学調味料のアミノ酸は植物であるサトウキビの廃糖蜜を原料としているから安全だ、などとはいえないのと同じです。

細胞を破壊してしまう界面活性剤 | 知っておきたい危ない化学物質
https://life-ddefense.com/danger-chemical/archives/85

食育は誰のためのものか

食育の食害ということで紹介させてもらいましたが、 そもそも「食育」とは、子供や親のために食の教育をしようというものです。

子供の頃から知識や体験学習で食の大切さを教えようという活動で、ためになる活動と思われますが、現実には多くの間遮があります。

食文化を正しく伝えている活動もありますが、なかにはその食育を食品メーカーが企業のP R目的で行なっているようにみえるものもあります。

添加物を使った食品メーカーや健康食品メーカーが、小学校などで食育を行なっていますが、このようなメーカーに正しい食の情報を提供できるとはとても思えません。学校も総合学習で、しかも無料で食品メーカーが食育をしてくれるということで、その内容も吟味せず、安易に行なっているようです。化学調味料や農薬などの有害性を一切伝えず、何が食青かと言いたいものです。

食品添加物とどう向き合うか | 知っておきたい危ない化学物
https://life-ddefense.com/danger-chemical/archives/136

また、厚生労働省は食育を国民運動にし、食育基本法を成立させました。しかし、定義も曖昧で具体的な内容に乏しく、課題も多いのです。食育については文部科学省、農水省も独自の構想があり、3 つの行政がバラバラに動いており、ただ食育という言葉だけが独り歩きしているようです。

食品メーカーや行政では利害関係が先行してしまい、本来の食育というものはできないでしょう。もし、みなさんやお子さんが食育を体験する機会がありましたら、化学調味料や農薬の有害について質問してみてください。どのような答えが返って来るでしょうか?

食育の食害

最近、食育の活動が盛んになつています。厚生労働省、農水省、文部科学省、地方自治体、学校、NPO、市民団体、スローフード協会、そして食品メーカーまでが食育に取り組んでいます。

内容は食生活を見直す、食の自給率を考える、農作業の体験をする、などさまざまな活動が行なわれており、評価できるものもあります。しかし、食の安全性については曖昧です。農薬や食品添加物の有害性を強くアピールしている食育の団体は、ほとんど見当たりません。農薬や食品添加物の有害性を指摘せずに、まともな食育などできるはずがありません。

それどころか農薬や食品添加物の問題から目をそらす目的で、食生活の望口などを食育の中心にしているかのように思える団体もあります。

また、有名レストランというだけで、そこのシェフを呼んで小学生にフォアグラとトリュフとキャビアの世界3大珍味を食べさせ、「これが食育だ」ととんでもないことをやっている学校もあります。これでは食育どころか食害です。みなさんの中で、農薬や食品添加物の有害性を強くアピールしている食育団体を知っている方がいれば教えてください。

農薬&添加物を減らす方法
https://life-ddefense.com/u-substance/

デトツクスのフットバスのカラクリ

エステサロンなどで足の裏から体内の毒素を出すといっている足浴のフットバスにはカラクリがあります。

あるテレビ番組で、エステサロンなどの従業員が足浴をするためのイオンアダプターの電気分解装置のついたフットバスに食塩を入れると、約30分で浴槽のきれいな水の色が茶色や緑色などに変わり、ドロドロの水になり、足の裏から出た毒素だと言っていました。そのカラクリは電気分解装置のステンレスのプラスの電極から電気分解によって出てきたクロム、鉄、ニッケルなどの重金属などです。色が変わるのは体内の毒素ではなく、電極のステンレスが化学変化して出てきた成分なのです。

クロムなどは有害な重金属ですから、身体に悪影響を及ぼすこともあります。金属アレルギーの人では足の皮膚に皮膚炎を起こすかもしれません。

エステサロンなどでは人によってまた体調によって色が変化し、その色によって身体のどこが悪いかが分かるといっています。しかし、ステンレスの成分のクロムは水に溶けると緑色に、鉄は薄緑や赤などの色がつくのです。色が変わるのはフットバスのお揚の量や温度、お揚に入れる食塩の量などの違いによるものです。

人や体調によって色が変化するのではないのです。エステサロンのホームページなどには水の色と病気との関係について、黄緑色は腎臓・勝胱・泌尿器系、オレンジ色は関節・腰、茶褐色または黒色は肝臓・胆嚢、深緑色は胆嚢・循環器系、白色泡沫はリンパ腺・婦人科系、白色斑は胃腸、黒色斑は金属物質の蓄積、赤色斑は血管など、白色脂肪は血液・内臓、と書いてあります。当然、ありえないことでウソです。また、この装置からは泡が出てきますが、これはマイナスの電極から電気分解によって出てきた水素です。

この水素が足の裏から出てきた体内の毒素と反応して色が変わるといいますが、体内.の毒素の成分が足浴で出てくることは医学的にはありえません。

ただし、温浴によって足から汗をかけば、尿素や尿酸などの老廃物が出ることはあります。なにも足浴をしなくても歩いたり、走ったりして汗をかく、そのほうがお金もかからず、たくさん汗をかくことができます。

 

この装置は使用する人がリストバンドの電極を持って、身体に微弱な電流を流して使うのです。たとえ微量とはいえ身体に電流を流すことはなんらかの悪影響を及ぼすとも考えられます。番組で「フットバスに足を入れず、代わりにスプーンを入れても同じように変化した。足を入れて変化した水とスプーンを入れて変化した水を分析したが、ほとんど変わらなかった。エステサロンでは客寄せのためにデトックスをアピールしてフットバスを使い、さらにいろんなメニューを勧めている。利用料金は数千円だが、自宅で行なうために購入すると約20 万円もする。

 

しかも定価は70 万円だから、20万円なら安いと思って買う人がいた。製造元は中国で日本の代理店が購入し、エステサロンなどに販売している。エステサロンは代理店を信じていた、このカラクリを知らなかった、と言っており、一方代理店はエステサロンなどに客に体内の毒が出るといった誤解を与えるようなことは言わないようにと指導している、と言っており、お互いが責任をなすりあっていた」などと報告していました。

このような商売は医師法違反、詐欺行為などの犯罪と言えますから、行政や警察が取り締まりをすべきです。だまされてエステサロンなどでフットバスを利用した人は料金を返すよう請求し、受け入れられなければ裁判を起こすべきです。毅然とした態度を示す消費者が少ないことが、このような悪徳業者が減らない要因になつているのでしょう。

フットバス&フットスパ一覧: デトックスって?

http://detoall.sblo.jp/article/181087441.html